日記⑬

1/10

「芸能人はカードが命」26に行きました。

今回は会場が浜松町で池袋よりも近いはずが、結局寝坊して12時半に起き、着いたのは14時過ぎで、欲しかったものは半分近く完売しちゃった。

以下買ったもの。

 

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可愛い。相変わらずイラスト本以外は買っていません。

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雰囲気がいい。もう皆、アイドルたちがいい感じの日常を過ごしてるイラスト本だけ描いてくれ。

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いつも買ってるサークルの。最悪ここだけ買えればいいかなという感じなので今回も間に合って助かった。何故かいつも完売してないし、合同誌に参加したりみたいなこともなさそうで不思議。個人的に助かってるからいいんだけど。

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霧矢あおい顔面シール。全30種らしいので、この被り具合なら3パック買えばよかったかも。

 

1/12~1/17

風邪をこじらせて寝込んでた。

医者がコロナじゃなくて風邪って言ってたから風邪らしいです。

 

チカチカして疲れるので映画を見られず、気力と集中力がもたないので本も読めなかった。基本的に寝るか漫画を読んでました。

 

・見たもの、読んだもの感想

ルパン三世 PART6」

シャーロック・ホームズの使い方が下手すぎて視聴意欲が著しく削がれていたのをなんとか再開し1クールを完走した。

特になし。

押井守脚本回はらしさをまとめてはいるけれど、そんなに特筆すべき見どころがあるわけでもない。

 

「ラーメン再遊記」

Twitterでやたらとラーメンハゲラーメンハゲという騒ぎ方をされているので、インターネットくんたちに媚を売ってマネタイズするスピンオフの感じかと敬遠して読んでなかった。

実際読んでみると、ラーメン業界の現状をしっかりと分析した上で、そこから続編をやる意味を組み立てているのが上手い。

 

ミシュランを獲得するような新世代の登場

ニューウェイヴ系は新世代系の踏み台として役割を終えたんじゃないか?

 

ということで、アイデンティティ・クライシスに陥る芹沢。ニューウェイヴ系としてのアイデンティティが洗練であり革新であるなら、次世代の後塵を拝するのも道理である。

自尊心が地の底に落ちて見る影もない芹沢が、新たな目標を見つけ活力を取り戻すまでがこの物語のはじまり。そこに現在のラーメンシーンに対する批評が差し込まれているあたりは誠実。

 

ニューウェイヴ系というけど、どこも地鶏のスープ+有名醸造元の醤油タレ+国産ブランド小麦使用の自家製麺+低温調理のチャーシュー+穂先メンマの「ハイスペック醤油ラーメン」スタイルばかり

どこまでいっても既存の醤油ラーメンをブラッシュアップ、高級化しただけ

ニューウェイヴ系で創作ラーメンはやり尽くしたと思っていたが、”新しい味”ではなく、”新しい形式"を創り上げることにこそ挑戦すべき

 

このあたりは、食べログ百名店とか、そこそこラーメンを食べている自分としても、目から鱗とまでは言わないけど、続編の導入としてこれ以上ないくらい説得力を感じた。

内容的には、もう少しテンポを早くしてくれたら…と思わないでもないけど、今のところは面白く読めてる。

ゆとりちゃんの最強過ぎて動かしづらそうな感じが、なんだか五条悟みを醸し出しているのもおもろい。

 

ジョジョリオン

ジョジョは高校生のころから好きで、単行本も買い集めてはいたし、一時期はウルジャンも購読してたけど、ジョジョリオンがあまりにもハマらず、単行本20巻くらいから放置して、ジョジョ熱も冷めきっていた。昨年完結したのもあり、この機会に最後まで読んだ。

リアルタイムで追ってた時は、とにかくテンポが悪く感じたのと、引きの弱さで続きが気にならないというのが辛かった。しかし、単行本で一気読みすれば、そこはあまり気になることもない。なので今回はストレスフリーに読めた。

ホラーサスペンスとしての気持ち悪さ(褒め言葉、念のため)はシリーズでも随一で、その表現力を楽しむ分にはいいかもしれない。

とはいえ、やっぱり続き物の長編である以上、ストーリーが面白くないのは結構厳しいところがある。まとめて読めばストレスはないけど、それは気になってついつい続きを読んでしまう、といった話とは全然違う。

なぜ、ストーリーが面白くないのか。ひとつは定助の正体が早い段階で明かされ、裏切りがないこと。主人公の究極的な目的は自身のアイデンティティを掴み取ることだと理解している。ロカカカとホリーさんを巡る展開は、その実現の手段ではあるけども、それを自覚している時点でアイデンティティの確立は果たされているし、うーん。それ以外にも、最初の10巻くらいまでは物語の中にアイデアが散りばめられていて、風呂敷が広がっていく楽しさがあったけど、それ以降は興味を惹きつけるアイデアが弱いと思う。

次に、キャラクターが動かないこと。これもよく言われていることだけど、まず、明確に仲間として動いているのが広瀬康穂と植物鑑定人だけ。この二人の距離感もつかず離れずな感じで、所謂”見ていて楽しい”関係性とはちょっと違う。別にキャラクターで売る必要はないかもしれないけど、月刊誌連載の長編でキャラクターが活き活きしていないと、中々惹きつけられない。東方家の面々も、常敏と劔を除いて、基本的に巻き込まれているだけなので、主体的に活動・活躍しない。スタンド披露も各人一回みたいなノリで、四部で言ったら小林玉美とかミキタカとか、それくらいの熱量でしか焦点が当てられてない感じ。敵役の岩人間もしかり。

ということで、改めて読んでみてストレスがないだけ面白みの余地も増えたけど、やっぱり素直に面白いとは言い難い。当然だけど、連載ものであれば、特に長く続けるなら長く続けるだけの引きがないと読むのが辛いし、そこのアイデアで勝負していないなら10巻くらいで終わらせてほしい。